洗える布団には、家庭用洗濯機で丸洗いできるもの、シャワーで中材を洗えるもの、コインランドリーに対応したものなどがあります。商品によって洗える部分や方法が異なるため、「洗える」という表示だけでは、自宅の洗濯機で丸洗いできるとは限りません。
特に敷布団は、掛け布団より厚みや重量があり、家庭用洗濯機へ入りにくい寝具です。洗濯機の容量だけでなく、中材の素材、分割できる構造か、乾燥機を使用できるかまで確認する必要があります。
洗濯機、コインランドリー、シャワー洗い、クリーニングの違いを比較しながら、洗える掛け布団・敷布団・羽毛布団・布団セットの選び方を紹介します。
洗える布団のおすすめは?目的別に選ぶならこのタイプ
洗える布団は、どこで洗いたいかと、どの程度まで自分で手入れしたいかで選ぶと候補を絞りやすくなります。
自宅の洗濯機で洗いたい人は薄手・軽量・分割式、浴室で手入れしたい人はシャワー洗い対応、厚手や大型サイズを選びたい人はコインランドリー対応の商品が候補です。
目的別に選ぶならこのタイプ
洗う場所や手入れにかけられる手間によって、選びやすい構造が変わります。
| 重視すること | 選びやすいタイプ |
|---|---|
| 自宅の洗濯機で洗いたい | 薄手・軽量・分割式 |
| 浴室で中材を洗いたい | シャワー洗い対応 |
| 厚手や大型サイズを選びたい | コインランドリー対応 |
| 普段の手入れを簡単にしたい | カバーを取り外せるタイプ |
| 羽毛布団を自宅で洗いたい | 家庭洗濯対応表示のある商品 |
| 保育園へ持ち運びたい | 軽量・コンパクトなお昼寝布団 |
| 汚れた部分だけ洗いたい | 中材を分割できるタイプ |
どのタイプを選ぶ場合も、洗濯表示とメーカーが指定する洗濯方法を確認することが前提です。
「丸洗い可能」「洗濯機対応」「手洗い対応」は同じ意味ではありません。洗える部分と指定された方法を分けて確認します。
洗える布団の主なタイプを比較
「洗える布団」と表示されていても、本体すべてを洗える商品だけでなく、カバーや中材の一部だけを洗える商品もあります。
| タイプ | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 洗濯機対応 | 指定容量以上の洗濯機で洗える | 自宅で手入れしたい人 |
| 分割式 | 中材を分けて洗える | 厚みも確保したい人 |
| シャワー洗い | 浴室で中材を流せる | 部分的に洗いたい人 |
| コインランドリー対応 | 大型機器を利用できる | 自宅の洗濯機に入らない人 |
| カバーのみ洗濯可能 | 側生地を取り外せる | 普段の手入れを軽くしたい人 |
| クリーニング対応 | 専門業者へ依頼する | 家庭で洗いにくい素材を選ぶ人 |
購入前には、商品説明だけでなく、布団に縫い付けられた洗濯表示も確認してください。
洗濯機で洗える布団は手入れのしやすさを重視する人向け
家庭用洗濯機で洗える布団は、掛け布団や薄手の敷布団、分割できる敷布団などに見られます。
ただし、「洗濯機対応」と表示されていても、すべての洗濯機で洗えるわけではありません。
使用前に確認したいこと
- 布団に付いている洗濯表示
- メーカーが指定する洗濯機の容量
- 洗濯槽へ無理なく収まるか
- 洗濯ネットが必要か
- 縦型とドラム式のどちらに対応しているか
- 脱水や乾燥機を使用できるか
洗濯機へ押し込まなければ入らない場合は、水や洗剤が全体へ行き渡りにくく、中材の偏りにつながることがあります。
コインランドリーで洗える布団は大型サイズに向いている
自宅の洗濯機に入らない掛け布団や敷布団は、大型機器を備えたコインランドリーで洗える場合があります。
ただし、大型洗濯機へ入ることと、布団自体が水洗いできることは別です。
コインランドリーへ運ぶ前の確認事項
- 洗濯表示で水洗いが認められている
- 店舗が掛け布団や敷布団に対応している
- 布団に合った容量の機器がある
- 乾燥機を使用できる素材である
- 中材や縫製が洗濯に対応している
掛け布団には対応していても、厚い敷布団やウレタン素材は対象外となる店舗があります。
近くの敷布団が洗えるコインランドリーの探し方
近くの店舗を探す場合は、地図検索やコインランドリーチェーンの店舗検索を利用できます。
Baluko Laundry Placeの公式案内では、敷布団は専用コースや専用乾燥機のある店舗でのみ洗えると案内されています。店舗名だけでなく、設置機器まで確認してください。
- 敷布団専用のコースがあるか
- 掛け布団だけが対象ではないか
- 固わた・羊毛・ウレタンの対応範囲
- 洗濯機と乾燥機の容量
- スタッフへの問い合わせ方法
ウェブサイトだけで判断できない場合は、布団の素材やサイズを伝えて店舗へ問い合わせます。洗濯表示を撮影しておくと、確認するときに説明しやすくなります。
シャワーで洗える敷布団は中材の構造を確認する
シャワーで洗える敷布団には、中材を取り出して水で流せるものや、通気性の高い樹脂素材を使用したものがあります。
例えば、カバーは洗濯機、中材はシャワー洗いという構造です。購入時は、丸ごと洗えるのか、分解すれば洗えるのかを確認してください。
シャワー洗いした中材は、水分を十分に切り、風通しのよい場所で内部まで乾かします。表面が乾いていても、内部に湿気が残っている場合があります。
カバーだけ洗える敷布団との違い
「カバーが洗える敷布団」は、側生地や専用カバーを取り外せる商品です。敷布団本体や中材まで洗えるとは限りません。
本体を乾燥させる手間が少ない一方、中材まで汚れた場合は家庭で丸洗いできないことがあります。本体の汚れにも対応したい場合は、中材の水洗いにも対応した商品が候補です。
洗濯機で洗える敷布団の選び方
敷布団は掛け布団より厚く、形状を保つために固わたやウレタンなどが使われることがあります。
自宅の洗濯機で洗うことを優先する場合は、素材だけでなく、構造・サイズ・洗濯機への入れやすさ・乾燥方法を確認します。
- 本体の洗濯表示を確認する
- 洗濯機へ無理なく入るか確認する
- 分割できる構造か確認する
- 洗濯ネットの指定を確認する
- 乾燥機や干し方の条件を確認する
洗濯表示で本体を洗えるか確認する
最初に確認したいのは、布団に付いている洗濯表示です。
家庭洗濯に対応している場合でも、弱い水流、手洗い、洗濯ネットの使用など、条件が指定されていることがあります。記号の意味が分からない場合は、消費者庁の洗濯表示案内で確認できます。
商品ページに「洗える」と書かれていても、洗濯表示では手洗いのみとなっている場合があります。布団本体に付いている表示を優先してください。
水洗い不可の表示がある布団は、大型の洗濯機へ入る場合でも自己判断で丸洗いしないようにします。
敷布団を洗う洗濯機は何kg必要?
必要な洗濯機の容量は、布団のサイズ、厚み、重量、折りたたんだときの大きさによって異なります。
そのため、「○kgの洗濯機なら、どの敷布団でも洗える」とは一律に決められません。メーカーが洗濯機容量を指定している場合は、その条件を優先します。
容量の条件を満たしていても、洗濯槽へ無理なく収まり、水や洗剤が全体へ行き渡る余裕が必要です。
容量表示は「洗濯槽へ入ること」を保証する数字ではありません。布団メーカーと洗濯機メーカーの両方の案内を確認します。
分割できる敷布団は洗濯機へ入れやすい
厚みのある敷布団を自宅で洗いたい場合は、中材が2分割や3分割になっているタイプが候補になります。
一度に洗う量を減らせるため、敷布団全体をそのまま洗濯槽へ入れるタイプより扱いやすいことがあります。
ただし、分割できても、すべての中材が洗濯機に対応しているとは限りません。カバー、中材、詰め物ごとの洗い方を確認してください。
洗濯ネットのサイズと入れ方も確認する
敷布団を洗濯機で洗うときは、商品によって大きな洗濯ネットや専用ネットの使用が指定されます。
洗濯ネットは布団を強く圧縮するためではなく、広がりや型崩れを抑えるために使用します。
- 布団が無理なく入るサイズ
- 洗濯中に破れにくい強度
- ファスナーが開きにくい構造
- 洗濯機の説明書で認められているか
- 布団メーカーが指定する種類か
100円ショップなどで購入したネットでも、サイズや強度などの条件を満たしていれば使える場合があります。購入場所ではなく、布団と洗濯機の指定に合っているかで判断します。
乾きやすい素材と構造を選ぶ
洗える布団は、洗濯できることに加えて、洗った後に内部まで乾かせることも重要です。
厚い中材や綿量の多い敷布団は、内部まで乾くのに時間がかかります。洗濯頻度が高い場合は、薄手、軽量、分割式、通気性の高い構造などを確認すると扱いやすくなります。
乾燥機を利用する予定がある場合は、タンブル乾燥に対応しているかも確認してください。洗濯機で洗えても、乾燥機には対応していない布団があります。
洗える布団の素材を比較
布団の洗いやすさは、詰め物や中材の素材によって異なります。
同じポリエステルや羽毛でも、加工方法、縫製、側生地によって洗濯条件が変わるため、素材名だけで洗えるとは判断できません。
| 素材・構造 | 洗いやすさの傾向 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| ポリエステルわた | 洗える商品を探しやすい | 厚みにより乾燥時間が変わる |
| 分割式の固わた | 分けて洗える商品がある | 中材ごとの表示を確認する |
| 樹脂・ファイバー系 | シャワー対応品がある | 熱に弱い素材がある |
| 羽毛 | 家庭洗濯対応品もある | 洗濯不可の商品も多い |
| 綿わた | 水洗い不可の商品がある | 偏りと乾燥不足に注意する |
| 羊毛・ウール | 家庭で洗いにくい傾向 | 縮みや風合いの変化に注意する |
| ウレタン | 水洗い不可の商品が多い | 変形や劣化の可能性がある |
ポリエステルの布団は洗える商品を探しやすい
ポリエステルわたを使用した掛け布団や敷布団には、家庭洗濯に対応した商品が見られます。
比較的軽く、羽毛や羊毛より乾燥させやすい商品を探しやすいことが特徴です。
ただし、ポリエステル100%でも、厚い固わたが入った敷布団や特殊な加工が施された布団は洗濯できない場合があります。
羽毛布団はウォッシャブル表示を確認する
洗える羽毛布団も販売されていますが、すべての羽毛布団が家庭用洗濯機やコインランドリーに対応しているわけではありません。
西川の羽毛布団のお手入れ案内では、厚手の羽毛布団は基本的に洗えず、薄手の商品には水洗いできるものもあるため、品質表示タグを確認するよう案内されています。
自宅での手入れを重視する場合は、「家庭洗濯対応」「洗濯機対応」などの表示がある商品を選びます。
羽毛布団は、薄手か厚手かだけで洗濯可否を決めず、商品ごとの洗濯表示を優先してください。
綿・羊毛・ウレタンは洗濯できない場合がある
綿わたや羊毛を使用した敷布団は、水を含むと重くなり、中材が偏ったり縮んだりすることがあります。
ウレタン素材も、水洗いによって変形や劣化が起こる商品があります。
水洗い不可の場合は、部分的な手入れや、素材に対応したクリーニングを検討します。
敷布団の洗濯方法を比較
敷布団を丸洗いする方法には、自宅の洗濯機、シャワー、コインランドリー、クリーニングがあります。
布団の素材やサイズだけでなく、干す場所や持ち運びの負担も含めて選びます。
| 洗濯方法 | 向いている布団 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 家庭用洗濯機 | 薄手・軽量・分割式 | 容量、表示、ネット |
| シャワー洗い | 水洗い対応の中材 | 水切り、干す場所 |
| コインランドリー | 大型機器対応の布団 | 店舗設備、乾燥条件 |
| クリーニング | 家庭で洗いにくい布団 | 対応素材、料金、納期 |
自宅の洗濯機で洗う場合
家庭用洗濯機で敷布団を洗う場合は、布団と洗濯機の両方が対応していることが前提です。
基本的な流れ
- 洗濯表示と取扱説明を確認する
- ほこりや表面の汚れを取り除く
- 指定された折り方で洗濯ネットへ入れる
- 布団や大物洗いに適したコースを選ぶ
- 洗濯後に形を整える
- 中まで乾くように干す
洗濯後に中材がよれたり偏ったりした場合は、乾燥前に布団を広げ、手で均等になるよう整えます。
洗濯機へ入らない場合
敷布団が洗濯機へ入らないときは、押し込んで洗うのではなく、別の方法を選びます。
- 中材を分割して洗う
- シャワーで洗える部分だけ洗う
- 敷布団対応のコインランドリーを利用する
- 布団丸洗いに対応したクリーニングへ依頼する
今後も自宅で洗いたい場合は、買い替え時に薄手、軽量、分割式の敷布団を選ぶ方法もあります。
コインランドリーで丸洗いする場合
コインランドリーでは、洗濯機の容量だけでなく、店舗が敷布団に対応しているかを確認します。
掛け布団には対応していても、固わた入りの敷布団、ウレタンマットレス、羊毛敷布団などは対象外となることがあります。
洗濯後は、布団の表示と店舗の案内に従って内部まで乾燥させます。乾燥機に対応していない布団は、コインランドリーで洗える場合でも乾燥機を使用できません。
クリーニングへ依頼する場合
自宅やコインランドリーで洗えない敷布団は、布団丸洗いに対応したクリーニングが候補になります。
料金は、敷布団のサイズ、素材、枚数、集荷の有無などによって変わります。羽毛、羊毛、ウレタンなどは、業者によって対応範囲が異なります。
申し込む前に、布団の素材、洗濯表示、汚れの種類を伝え、対応できるか確認します。
敷布団の洗濯で失敗しやすい原因
洗濯表示や乾燥条件を確認せずに洗うと、中材の偏りや型崩れにつながる場合があります。
失敗につながりやすい使い方
- 水洗い不可の布団を洗濯する
- 小さい洗濯機へ無理に押し込む
- 指定されていないコースや強い脱水を使う
- 小さすぎる洗濯ネットへ詰め込む
- 乾燥前に中材の偏りを整えない
- 内部が乾く前に使用・収納する
- 乾燥機非対応の素材を乾燥機へ入れる
特に厚い敷布団は、表面が乾いていても内部に水分が残ることがあります。中材がよれた場合は、濡れている間に布団を広げ、偏った部分を手で整えます。
洗える掛け布団・敷布団・布団セットの違い
洗える布団を選ぶときは、布団の種類によって重視するポイントが変わります。
掛け布団は折りたたみやすさ、敷布団は厚みと乾燥しやすさ、布団セットは寝具ごとの洗濯条件を確認します。
洗える掛け布団
掛け布団は敷布団より柔らかく折りたたみやすいため、家庭用洗濯機やコインランドリーに対応した商品を探しやすい傾向があります。
- 家庭用洗濯機に入るサイズか
- 羽毛やポリエステルなどの詰め物
- 乾燥機に対応しているか
- 使用する季節に合う厚みか
- 側生地の肌触りや通気性
洗いやすさを優先しすぎると、冬用として必要な厚みや暖かさが足りない場合があります。使用する季節と室温も選択基準に含めます。
洗える敷布団
洗える敷布団は、寝心地だけでなく、洗った後の持ち運びや乾燥まで考えて選びます。
厚い敷布団はクッション性を確保しやすい一方、洗濯機へ入れにくく、乾燥にも時間がかかります。薄い敷布団は洗いやすくても、床へ直接敷く場合には底付き感が気になることがあります。
自宅で頻繁に洗いたい場合は、薄手、軽量、分割式、シャワー洗い対応などを比較してください。
洗える布団セット
洗える布団セットには、掛け布団、敷布団、枕、カバーなどがまとめられた商品があります。
セットでそろえやすい反面、すべての寝具が同じ洗濯方法に対応しているとは限りません。
- 掛け布団本体を洗えるか
- 敷布団本体を洗えるか
- 枕の中材を洗えるか
- カバーを取り外せるか
- それぞれ乾燥機へ入れられるか
価格を抑えたセットを選ぶ場合も、洗濯できる範囲と、傷んだ寝具を個別に買い替えられるかを確認すると比較しやすくなります。
ベビー・保育園用の洗える布団
ベビー布団や保育園のお昼寝布団では、汚れたときに手入れしやすいかが選択基準になります。
敷布団まで丸洗いできる商品、カバーだけ洗える商品、固わたを分割して洗える商品などがあります。
保育園用は、洗いやすさに加えて、持ち運びやすい重さ、園の指定サイズ、収納バッグの有無も確認します。
ニトリなどで洗える布団を選ぶときの確認点
ニトリ、アイリスオーヤマ、西川、無印良品、カインズなどでも、洗える布団が扱われています。
同じ販売店やメーカーでも、商品ごとに洗える範囲や方法が異なります。ブランド名ではなく、商品単位で洗濯条件を確認してください。
ニトリの洗える布団は洗濯範囲を比較する
ニトリネットの洗える敷布団一覧で商品を探す場合も、掛け布団、敷布団、カバー、布団セットを分けて確認します。
- 掛け布団本体を洗える
- 敷布団のカバーだけ洗える
- 中材をシャワーで洗える
- 分割した中材を洗濯機で洗える
- 手洗いには対応しているが洗濯機には対応していない
現在使用している商品の洗い方を調べる場合は、商品名だけで判断せず、布団に縫い付けられた洗濯表示を優先します。
アイリスオーヤマは商品構造と付属品を確認する
アイリスオーヤマの洗える敷き布団では、専用洗濯ネットが付属するシングルサイズの商品が案内されています。
公式商品ページでは、側生地や詰め物の素材、布団の重量、付属する洗濯ネットのサイズなどを確認できます。
洗濯ネット付きの商品を選ぶ場合も、洗濯機容量、折り方、乾燥方法を取扱説明に沿って確認してください。
西川・無印良品・カインズなども商品単位で確認する
西川、無印良品、カインズなどで選ぶ場合も、確認する項目は同じです。
無印良品のふとん比較案内では、洗濯機で洗える薄掛ふとんなどを確認できます。また、カインズの洗える敷布団の商品ページのように、洗濯温度や干し方まで案内されている商品もあります。
- 本体まで洗えるか
- 洗濯機・手洗い・シャワーのどれに対応するか
- 洗濯機の指定容量
- 乾燥機を使用できるか
- シングル・セミダブル・ダブルのどれか
販売時期によって商品構成や仕様が変わることがあるため、購入時の商品説明と洗濯表示を確認してください。
洗える布団を選ぶポイント
洗える布団は、洗濯方法だけでなく、普段の使い方や収納環境まで含めて選びます。
自宅で洗えることを優先しすぎると、必要な厚みや暖かさが不足する場合もあるため、寝心地とのバランスも確認します。
- 本体まで丸洗いできるか
- サイズと持ち運びやすさ
- 軽さと乾きやすさ
- 必要な暖かさや厚み
- 加工機能と洗濯条件
- カバーを併用するか
本体まで丸洗いできるか
汚れへの対応を重視する場合は、カバーだけでなく、本体や中材まで丸洗いできる商品が候補になります。
ただし、本体を丸洗いできても、洗濯機へ入らなければ自宅では洗えません。「丸洗い可能」と「家庭用洗濯機対応」の両方を確認します。
シングル・セミダブル・ダブルのサイズ
布団のサイズが大きくなるほど、洗濯機へ入れにくく、濡れた状態で持ち運ぶ負担も増えます。
ダブルサイズの洗える敷布団を探す場合は、分割式、シャワー洗い、コインランドリー対応など、自宅の洗濯機以外の方法も比較してください。
自宅での洗いやすさを優先するなら、シングルサイズを2枚使用する方法もあります。
軽さと乾きやすさ
軽い布団は洗濯機へ運びやすく、干すときの負担も抑えやすくなります。
洗濯頻度が高い家庭では、重量と乾燥時間も確認したい項目です。「すぐ乾く」と案内されている商品でも、気温、湿度、風通し、布団の厚みによって乾燥時間は変わります。
暖かさと寝心地
洗える布団でも、掛け布団に必要な保温性や、敷布団に必要な厚みは商品によって異なります。
冬用の掛け布団では、詰め物の量や使用する季節を確認します。敷布団では、洗いやすい薄手タイプが、床へ直接敷く使い方に合わないこともあります。
防ダニ・抗菌などの表示
洗える布団には、防ダニ加工や抗菌防臭加工を特徴とする商品もあります。
これらの表示は、加工方法や試験条件が商品によって異なります。洗濯によって加工の性能が変化する場合もあるため、メーカーが案内する機能と洗濯条件を確認してください。
布団を洗えることだけで、ダニやアレルギーの原因を完全に防げるわけではありません。カバーの洗濯、乾燥、掃除なども含めて寝具を手入れします。
カバーが必要か
本体を洗える布団でも、カバーを使用すると、本体へ汗や皮脂などの汚れが直接付着しにくくなります。
カバーなしで使える商品もありますが、布団本体は洗濯や乾燥に時間がかかります。普段はカバーを洗い、汚れが気になるときに本体を洗う方法なら、手入れの負担を分けやすくなります。
洗える布団に関するよくある疑問
洗える布団でも、洗濯機へ入らない場合や、洗濯後によれが生じる場合があります。
迷ったときは、「洗えるかどうか」だけでなく、指定された方法と乾燥条件まで確認してください。
敷布団は家庭用洗濯機で洗えますか?
洗濯表示で家庭洗濯が認められ、メーカーが指定する容量や洗い方を満たしていれば洗える場合があります。
洗濯機へ入らない、水洗い不可、ウレタンや羊毛などの洗いにくい中材が使われている場合は、自宅での丸洗いを避けます。
洗濯不可の敷布団をコインランドリーで洗えますか?
コインランドリーの大型洗濯機に入るサイズでも、洗濯表示が水洗い不可なら洗濯は避ける必要があります。
大型機器を使うことで、洗濯不可の素材が洗えるようになるわけではありません。素材に対応したクリーニングや部分的な手入れを検討します。
洗濯表示が水洗い不可の布団を、機器の大きさだけで判断してコインランドリーへ入れるのは避けます。
敷布団が洗濯機に入らないときはどうしますか?
分割できる商品は中材を分けて洗います。分割できない場合は、シャワー洗い、コインランドリー、布団クリーニングなどが候補です。
洗濯槽へ無理に押し込むと、十分に洗えないだけでなく、布団や洗濯機へ負担がかかることがあります。
敷布団本体とカバーの洗濯頻度は同じですか?
敷布団本体とカバーは、分けて考えます。
肌に直接触れやすいカバーやシーツは、布団本体よりこまめに洗いやすい寝具です。一方、布団本体は洗濯や乾燥に時間がかかり、頻繁に洗うと側生地や中材へ負担がかかることがあります。
必要な頻度は、汗や汚れの程度、使用する季節、寝具の素材、家族構成によって異なります。
洗える布団の洗濯頻度はどのくらいですか?
布団本体の洗濯頻度に一律の目安はありません。使用環境、汚れ方、素材、メーカーの案内によって異なります。
普段はカバーやシーツを洗い、布団本体は目立つ汚れがあるときや、商品の案内に沿った時期に手入れする方法があります。
お漏らしや嘔吐で汚れた敷布団は洗えますか?
本体まで水洗いできる敷布団なら、メーカーが指定する方法で洗います。
洗濯不可の場合は、表面の汚れを取り除き、布団に対応したクリーニングへ相談する方法があります。汚れの範囲が小さい場合でも、中材まで染み込んでいることがあります。
洗濯後に敷布団がよれた場合は直せますか?
洗濯直後で中材が動かせる場合は、布団を広げ、偏った部分を手で均等になるよう整えます。
完全に乾いた後や、中材が固まっている場合は、元の状態へ戻らないこともあります。型崩れを抑えるには、指定された洗濯ネット、コース、脱水時間を守り、乾燥前に形を整えることが重要です。
洗える布団の選び方に関するまとめ
- 洗える布団には、洗濯機・シャワー・コインランドリーなど複数の洗い方がある
- 「洗える」という表示だけでは、本体まで洗えるとは限らない
- 自宅で洗いたい場合は、薄手・軽量・分割式が候補になる
- 家庭用洗濯機で洗うには、布団と洗濯機の両方が対応している必要がある
- 洗濯機の容量だけでなく、洗濯槽へ無理なく入るかも確認する
- コインランドリーは、敷布団専用設備の有無まで確認する
- 水洗い不可の布団は、大型洗濯機でも洗えるようにはならない
- 羽毛・綿・羊毛・ウレタンは家庭で洗えない商品もある
- 本体を洗える布団でも、カバーを併用すると普段の手入れを分けやすい
- 洗濯後に内部まで乾燥させられるかも重要な選択基準になる
自宅での洗いやすさを重視するなら、洗濯表示、洗濯機への入りやすさ、布団のサイズ、乾燥方法の4点を確認すると選びやすくなります。


