羽毛布団のしまい方は?収納袋・圧縮袋の使い方と干せないときの乾かし方も解説

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羽毛布団を使わない季節になると、「そのまま収納袋に入れていい?」「場所を取るから圧縮しても大丈夫?」と迷いますよね。冬の間ずっと使っていた羽毛布団は、見た目には乾いていても湿気を含んでいることがあるため、収納前のひと手間が大切です。

基本は、しまう前に十分乾かし、使用していたカバーを外して、通気性を確保しながらふんわり保管することです。

外に干せない場合は室内で広げたり、対応している布団乾燥機を使ったりする方法がありますが、羽毛布団によって扱い方は異なるため品質表示も確認します。

収納袋や圧縮袋の選び方だけでなく、「羽毛布団はいつしまう?」「コインランドリーへ持っていく必要はある?」「防虫剤は使える?」「押入れではどこに置く?」といった疑問まで順番に見ていきましょう。

目次

羽毛布団のしまい方は「乾かす・カバーを外す・ふんわり収納」が基本

羽毛布団を長期間しまう場合は、折りたたんですぐ押入れへ入れるのではなく、湿気を逃がしてからカバーを外し、羽毛を強くつぶさない状態で包んで保管します。しまう時期も含め、まずは収納前の基本を押さえておきましょう。

季節が変わったら、すぐ収納袋に入れてしまっていいのかな?
使わなくなった時期だけでなく、布団をしっかり乾かしてから包むところまで見てみてね。

羽毛布団をしまう前に確認したい基本

長期保管では、袋へ入れる前に羽毛布団を乾かし、カバーを外してから包むことが大切です。しまう時期から保管場所まで順番に見ていきます。

01
しまう時期
西川では、一般的に室温20℃前後を冬物から薄手寝具へ移行する一つの目安として案内しています。地域や住宅環境に合わせて判断します。
02
収納前に乾かす
長期保管前に羽毛布団を干し、中に残った湿気を逃がしてから収納します。
03
カバーを外す
しばらく使わない場合は、乾かしたあとに普段使用していたカバーやシーツを外します。
04
ふんわり包む
通気性の良いケースや購入時の羽毛バッグ、清潔なシーツなどを使い、羽毛を強く押しつぶさずに包みます。
05
強い圧縮を避ける
西川はダウンが壊れたり復元しにくくなったりするため圧縮袋を推奨していません。ニトリも羽根の軸が折れる可能性があるため基本的に推奨していません。
06
湿気の少ない場所へ置く
押入れやクローゼットの湿気を逃がし、羽毛布団の上へ重い物を載せない状態で保管します。

羽毛布団をしまうまでの基本手順

袋へ入れる前から押入れやクローゼットへ置くまで、順番に進めます。
手順やること避けたいこと
乾かす羽毛布団の湿気を逃がす湿ったまま袋へ入れる
外す使用していたカバーを外す使用後のカバーを付けたまま長期保管する
包む通気性のある袋や清潔なシーツを使う羽毛を限界まで押しつぶす
置く湿気が少なく重い物が載らない場所へ置く湿気の多い場所や荷物の下へ置く
小さく収納することより、湿気と強い圧力を避けることを優先します。

羽毛布団をしまう前に干して湿気を逃がす

収納前に特に避けたいのが、湿気を含んだまま羽毛布団を袋へ入れることです。外へ干せる場合はメーカーの案内に沿って干し、難しい場合は室内で広げる方法や、対応している布団乾燥機を検討します。

ベランダに干せないときは、どうやって乾かせばいい?
室内で風を通す方法や布団乾燥機が候補になるよ。まずは羽毛布団の品質表示と機器の説明書を見てみてね。

対策1 天気の良い日に羽毛布団を干してからしまう

外へ干せる場合は、乾燥した時間帯を選び、収納前に羽毛布団へ残った湿気を逃がします。

まずやること
羽毛布団の品質表示やメーカー案内に合った方法で、十分乾かしてから収納します。
干すときに見るところ
時間帯
西川では、天気の良い乾燥した日の10時から15時頃までに片面1時間程度ずつ干す方法を案内しています。
側生地
日光へ当てる場合は、側生地を守るためシーツやカバーで覆う方法が案内されています。
布団たたき
強く叩くと側生地や中の羽毛を傷めることがあるため、表面のほこりを軽く払う程度にします。
製品ごとの差
無印良品では陰干しを案内しているため、手元の品質表示やメーカーのお手入れ方法を優先します。
注意点
天日干し・陰干しの扱いは商品によって異なるため、一律に決めません。

対策2 外に干せないときは室内干しや布団乾燥機を検討する

ベランダへ干せない場合や天候の都合で外干しが難しい場合は、外干し以外の方法で湿気を逃がします。

まずやること
室内で羽毛布団を広げる方法や、対応している布団乾燥機を利用します。
外へ干せないときに見るところ
室内干し
布団を広げ、できるだけ空気に触れる状態にして湿気を逃がします。
布団乾燥機
使用できる場合は、羽毛布団と布団乾燥機の両方の説明書を確認します。
乾き具合
収納を急がず、湿った状態のまま袋へ入れないようにします。
注意点
高温で乾かせばよいとは限らないため、布団乾燥機を使う場合は対応条件を確認します。

対策3 コインランドリーは洗濯表示を見てから利用する

収納前だからという理由だけで、毎回羽毛布団を丸洗いする必要はありません。コインランドリーに対応する商品と、使用を控えるよう案内されている商品があります。

まずやること
洗濯表示やメーカー案内を見て、水洗い・タンブル乾燥・コインランドリーへの対応を判断します。
洗う前に見るところ
洗濯表示
水洗いやタンブル乾燥が可能かを見ます。
対応商品
西川にはコインランドリーでの洗濯・乾燥に対応した羽毛布団があります。
非対応の場合
コインランドリーを控えるよう案内されている羽毛布団もあります。
判断できない場合
自宅やコインランドリーで洗わず、クリーニング店へ相談する方法があります。
注意点
コインランドリー対応の商品があることを理由に、すべての羽毛布団を洗えるとは判断しません。

羽毛布団の収納袋は通気性があり、強くつぶさないものを選ぶ

羽毛布団は厚みがあるため、収納袋の種類によってしまいやすさが変わります。購入時の袋、清潔なシーツ、市販の収納袋、圧縮袋など、それぞれのケースに合わせて包み方を変えます。

専用の収納袋がないときや、圧縮袋しか入る場所がないときはどうする?
袋の名前より、通気性と圧縮の強さを見ると分かりやすいよ。羽毛を強く押しつぶさない方法から考えてみてね。

ケース1 購入時の収納袋や不織布ケースが残っている場合

羽毛布団を購入したときの袋が残っている場合は、通気性と大きさを見て保管に使えるか判断します。

ここを確認
通気性があり、羽毛布団を強く押し込まずに入れられる袋なら候補になります。
購入時の袋で見るところ
素材
西川では、購入時の羽毛バッグには通気性確保のため不織布が使われていることが多いと案内しています。
大きさ
ファスナーを閉じるために強く押さえ込む必要がないかを見ます。
通気性
長期保管では、羽毛布団の周囲に湿気がこもりにくい状態をつくります。
確認しておきたい点
購入時の袋でも、通気性を確保できない袋は長期保管に向くとは限りません。

ケース2 収納場所の都合で圧縮袋を使いたい場合

羽毛布団はかさばるため、収納スペースが足りず圧縮袋を使いたくなることがあります。

ここを確認
基本は圧縮を避け、どうしても必要な場合も限界まで薄くしないようにします。
圧縮前に見るところ
西川の案内
ダウンが壊れたり、元のふくらみを取り戻しにくくなったりするため、圧縮袋をおすすめしていません。
ニトリの案内
内部の羽根の軸が折れる可能性があるため、基本的に圧縮袋をおすすめしていません。
やむを得ない場合
ニトリでは、圧縮しすぎず適度に空気を残すよう案内しています。
確認しておきたい点
掃除機で限界まで空気を抜き、板状になるほど強く圧縮する方法は避けます。

ケース3 専用の羽毛布団収納袋がない場合

専用ケースがなくても、羽毛布団を無理に小さな袋へ押し込む必要はありません。

ここを確認
清潔なシーツなどでふんわり包み、通気性を確保して保管する方法があります。
シーツで包むときに見るところ
清潔さ
収納用には清潔で乾いたシーツを使います。
締め付け
羽毛布団を強く縛らず、ふんわり包みます。
普段のカバー
使用していた掛け布団カバーは、長期保管前に外します。
確認しておきたい点
普段使用していたカバーを付けたまま保管することと、清潔な収納用シーツで包むことは分けて考えます。

ケース4 市販の羽毛布団収納袋を選ぶ場合

新しく収納袋を用意するときは、販売店や価格だけでなく、袋のサイズ・素材・圧縮方法を見ます。

ここを確認
羽毛布団を無理なく入れられ、強く押しつぶさずに保管できる収納袋を選びます。
収納袋を選ぶときに見るところ
サイズ
羽毛布団を強く押し込まなくても入れられる大きさかを見ます。
素材
長期保管では通気性を確保しやすい構造かを見ます。
圧縮機能
圧縮する構造の場合は、羽毛布団側の保管方法と合うかを確認します。
羽毛布団側の表示
収納用品側の説明だけでなく、手元の羽毛布団のお手入れ方法も見ます。
確認しておきたい点
「羽毛布団用」という表示だけで判断せず、強くつぶさずに入れられるかまで見ます。

押入れ・クローゼットでは湿気と重さを避けて保管する

羽毛布団を乾かして包んだあとは、湿気の少ない場所へ置き、上から重い寝具や荷物を載せないようにします。押入れやクローゼット自体にも湿気がこもらないよう、収納場所まで見直します。

収納袋に入れたら、押入れのどこへ置いても同じなのかな?
羽毛布団は軽いから、重い寝具より上へ置くのが基本だよ。収納場所の湿気も一緒に見てみてね。

予防1 羽毛布団は重い寝具より上に置く

押入れやクローゼットで他の寝具と重ねる場合は、保管中に羽毛布団へ重みがかかり続けないようにします。

見直しポイント
重い敷布団やマットレスを下へ置き、軽い羽毛布団を上へ置きます。
重ねるときに見るところ
上下の順番
敷布団やマットレスなど重い寝具を下へ置きます。
上の荷物
羽毛布団の上へ衣装ケースなどの重い物を載せないようにします。
収納スペース
周囲の荷物で羽毛布団を強く圧迫しないよう、余裕のある場所へ置きます。
覚えておきたいこと
収納方法を変えるためだけに無理に立てる必要はなく、羽毛を強くつぶさないことを優先します。

予防2 押入れの床や壁との間に空気の通り道をつくる

押入れやクローゼットは閉め切る時間が長いため、羽毛布団だけでなく保管場所の湿気も逃がします。

見直しポイント
すのこや壁とのすき間を利用し、空気が通りやすい状態で羽毛布団を置きます。
収納場所で見るところ
床
必要に応じてすのこを使い、床との間に空間をつくります。
壁
壁へ密着させず、空気が通る余地を残します。
詰め込み
収納物を隙間なく詰め込まず、羽毛布団を強く圧迫しないようにします。
換気
ときどき扉を開け、押入れやクローゼットの湿気を逃がします。
覚えておきたいこと
羽毛布団を乾かしても、保管場所自体が湿っている場合は収納環境を見直します。

予防3 防虫剤は羽毛へ直接触れないように使う

羽毛布団を長期間保管するときに防虫剤を使う場合は、羽毛布団側と防虫剤側の案内に沿って使用します。

見直しポイント
防虫剤は羽毛へ直接触れない位置へ置き、パッケージの使用方法を守ります。
防虫剤を使うときに見るところ
置く位置
西川では、羽毛へ直接触れないように使用する方法を案内しています。
使用方法
防虫剤のパッケージに記載された使用量や使用条件を見ます。
収納前の乾燥
防虫剤を使う場合も、先に羽毛布団を十分乾かしてから収納します。
覚えておきたいこと
防虫剤を使うことを理由に、湿った状態の羽毛布団をそのまま保管しません。

予防4 収納スペースが少ないときも強い圧縮を先に選ばない

羽毛布団を置くスペースが少ない場合も、まずは収納物の配置を変えて、ふんわり置ける場所を作れないか見直します。

見直しポイント
押入れやクローゼットの上段など、軽い羽毛布団を圧迫せずに置ける空間を探します。
収納場所が少ないときに見直すところ
上段
押入れやクローゼットの上側へ羽毛布団を置けるかを見ます。
周囲の収納物
使用頻度が低い物を移し、羽毛布団を押し込まずに置ける空間を作ります。
圧迫
狭い隙間へ無理に押し込み、羽毛布団をつぶした状態で保管しないようにします。
覚えておきたいこと
収納場所が少ない場合でも、限界まで圧縮することを最初の方法にしません。

予防5 長期保管中も収納場所の湿気を見る

長期間使わないときは、しまったあとも押入れやクローゼットに湿気がこもっていないかを見るようにします。

見直しポイント
収納場所をときどき換気し、必要に応じて羽毛布団もメーカー案内に沿って干します。
保管中に見るところ
収納場所
押入れやクローゼットに強い湿気やカビがないかを見ます。
換気
扉を開けて空気を入れ替えます。
羽毛布団
メーカー案内に従い、必要に応じて保管中も干して湿気を逃がします。
覚えておきたいこと
長期間しまう場合は、羽毛布団だけでなく保管場所の状態もときどき見ます。

夏の長期収納・毎日の収納・使い始めでは扱い方を変える

長期保管と日常的な収納では、同じ「しまう」でも扱い方が少し異なります。冬用の羽毛布団を夏の間しまうときは長期保管の準備をし、秋冬に収納から出したときは一度干してから使い始めます。

毎朝しまうときも、夏の間しまっておくときと同じ方法でいいのかな?
長期間使わないときと、日常的に出し入れするときは分けて考えると分かりやすいよ。

冬用の羽毛布団を夏の間しまうなら長期保管の準備をする

冬用の厚い羽毛布団を夏の間使わない場合は、シーズンオフの長期保管として準備します。西川では、寝具の衣替えについて一般的に室温20℃前後を冬物から薄手の寝具へ移行する一つの目安として案内しています。

地域や住宅環境によって室温は変わるため、「○月になったら必ずしまう」と暦だけで決める必要はありません。厚手の羽毛布団では暑く感じる日が続き、合い掛け布団や肌掛け布団で調整できるようになった頃を一つの目安にします。

使わなくなったら、晴れて乾燥した日などに羽毛布団を乾かし、使用していたカバーを外します。そのあと通気性のある収納袋や清潔なシーツで包み、湿気が少なく、重い物が上に載らない場所へ置きます。

毎日押入れへしまう場合も湿った状態のまま戻さない

毎日収納する場合は、季節物の長期保管のように毎回収納袋へ入れる必要はありません。湿った状態ですぐ押入れへ戻さず、羽毛布団のお手入れ方法に沿って湿気を逃がしてからしまいます。

押入れへ入れる際は、敷布団や重い荷物を羽毛布団の上へ重ね続けないようにします。日常的な収納でも、強く押しつぶさないことを意識しておくとよいでしょう。

収納から出した羽毛布団は一度干してから使う

秋や冬になり、長期間しまっていた羽毛布団を再び使うときは、収納袋から出してすぐベッドへ掛けるのではなく、まず一度干して状態を見ます。

西川の羽毛ふとんのお手入れ案内でも、収納から取り出した羽毛布団は、まず干して湿気を取り除いてから使い始める方法が紹介されています。

においが気になる場合も、まずは風を通して陰干しします。無印良品の羽毛ふとんのお手入れ方法でも、使わない期間はときどき陰干しし、押入れも乾燥させるよう案内されています。

まとめ|羽毛布団は圧縮より「乾燥・通気・ふんわり収納」を優先する

羽毛布団を長期間しまうときは、できるだけ小さくすることより、湿気を残さず強く押しつぶさないことを優先します。
この記事のポイント
しまう前に乾かす
使わなくなった羽毛布団は十分に湿気を逃がし、普段使用していたカバーを外してから包みます。
通気性を確保して包む
購入時の羽毛バッグや通気性のある収納ケース、清潔なシーツなどを使い、ふんわり保管します。
強い圧縮を避ける
圧縮袋は基本的に避け、どうしても使う場合も限界まで薄くしないようにします。
湿気の少ない場所へ置く
押入れやクローゼットでは、床や壁との空間を確保し、重い物を羽毛布団の上へ載せないようにします。
外に干せない場合は方法を変える
室内で広げる方法や対応している布団乾燥機を検討し、コインランドリーは洗濯表示やメーカー案内を見てから利用します。
まず羽毛布団をしっかり乾かし、カバーを外してから、通気性のある袋やシーツでふんわり包み、湿気の少ない場所へ置いてください。

まずは、しまう前にしっかり乾かすところから始めればいいんだね。
うん。乾かしたらカバーを外して、通気性のある袋でふんわり包んで置いてみてね。

参考・出典

記事内で確認・参照した主な情報源です。

商品公式情報2件
公式FAQ・取扱説明書・保証等6件
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