すのこベッドは寒い?冬に冷える原因と寒さ対策|断熱シート・寝具の見直し方を解説

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すのこベッドを使っていて、「冬になると背中側が寒い」「普通のベッドより下から冷える気がする」と感じることがあります。すのこは板と板の間に隙間があり、寝具の下へ空気が通りやすい構造です。ただし、通気性があることだけで冬の寒さを説明できるわけではありません。

すのこベッドが寒いと感じても、すのこだけを原因と決めないことが大切です。寝室の室温、床面の冷たさ、ベッドの高さ、マットレスや敷布団の使用条件なども合わせて見ます。特に冬だけ寒さが気になる場合は、まず身体に近い寝具と室温から確かめると原因を絞りやすくなります。

この記事では、すのこベッドが冬に寒いときに確認したいことから、冬用の敷きパッド、床側の断熱用品、マットレス・敷布団の見直し方まで順番に紹介します。

断熱シートを使う場合も、製品ごとに想定された設置場所や用途を確認しながら取り入れてください。

目次

すのこベッドが寒いと感じる主な原因

寒さを感じる理由は一つとは限りません。背中側だけが冷えるのか、床付近や部屋全体が寒いのかを分けると、どこから手を付けるか判断しやすくなります。

冬だけ背中が冷えるんだけど、すのこの隙間が原因なのかな?
すのこだけとは限らないよ。寝具・室温・床面などを分けて確かめると、原因を絞りやすいの。

すのこベッドが寒いときに最初に確かめたいこと

すのこベッドが寒いと感じても、一つの原因だけで説明できるとは限りません。
どこで寒さを感じるのかを分け、寝具、室温、床面、ベッドの使用条件を順番に確かめます。

01
すのこは空気が通りやすい構造
ニトリのSE-503では「通気性に優れたスラット床板」と案内されています。ただし、通気性が高いことを冬の寒さの直接原因とはせず、室温や寝具なども合わせて判断します。
02
床に近い位置で寒さが気になる
低床タイプを使っていて寒さを感じる場合は、「低いから寒い」と決めず、ベッド脇の床面や夜間の室温がどの程度冷えているかを確かめます。
03
薄いマットレスを使っている
薄いほど寒いとは一律に判断せず、寒さとともに底付き感がないか、商品表示の厚さとベッド側の最低厚み条件が合っているかを照らし合わせます。
04
敷布団だけで使用している
すのこベッドには敷布団を使える製品と、一定以上の厚みがあるマットレスを指定する製品があります。現在のベッドの商品表示や説明書を先に確かめます。
05
寝室そのものが寒い
温度計がある場合は、就寝時だけでなく夜間や明け方の室温も測ってみます。厚生労働省の健康づくり支援情報では、健康面の室温目安としてWHOが冬の室温18℃以上を推奨していることが紹介されています。

寒さを感じる状況別の確認ポイント

感じ方だけで原因を決めず、寒さが気になる場所に合わせて次に確かめる項目を変えます。
寒さを感じる状況確かめたいところ最初に試したいこと
背中側が冷たく感じる冬用の敷きパッド・現在の敷寝具冬向けの敷きパッドを試す
ベッドだけでなく部屋全体が寒い夜間・明け方の室温温度計で室温を測る
床付近の寒さが気になるベッド脇の床面・設置場所床面の状態と周辺環境を確かめる
敷布団だけで寝ているベッドの対応寝具商品表示や説明書で敷布団対応を確かめる
床側の寒さ対策を追加したい断熱用品の用途床用など用途に合う商品を検討する
一度にすべてを変えるより、身体に近い寝具や室温から一つずつ試すと、どの条件が関係しているのか判断しやすくなります。

すのこベッドが冬に寒いときの対策

寒さ対策は、今ある寝具で簡単に試せる方法から進めます。冬用の敷きパッドや室温を見直し、それでも気になる場合に敷寝具や床側へ範囲を広げていきましょう。

寒さ対策はいろいろあるけど、最初に何を変えればいいのかな?
まずは身体に近い寝具と室温から試してみてね。それでも気になるなら、マットレスや床側へ進むと分かりやすいよ。

対策1 冬用の敷きパッドを試す

背中側の寒さが気になる場合は、マットレスやベッドを交換する前に、身体に近い敷寝具から試せます。

まずやること
冬向けとして販売されている敷きパッドを追加し、使う前後で寒さの感じ方を比べます。
試すときに見たいところ
冬向け表示
「冬におすすめ」「吸湿発熱」など、メーカーが案内する用途や機能を商品表示で確かめます。
現在の寝具
マットレスまたは敷布団の上へ、商品が想定する方法で取り付けます。
変化の確認
一度にほかの寝具まで変えず、敷きパッドを替えた状態で寒さの感じ方を比べます。
注意点
冬用敷きパッドを使えば必ず寒さがなくなるとは限りません。西川では、吸湿発熱わたを使用した冬向け敷きパッドなどが販売されています。

対策2 夜間の室温と窓まわりを確かめる

ベッドへ入った直後だけでなく、夜中や明け方にも寒い場合は、寝具だけでなく寝室全体の温度も見ます。

まずやること
温度計がある場合は夜間の室温を測り、部屋全体が冷えていないかを確かめます。
寝室で確かめたいこと
室温
就寝前だけでなく、夜間や起床時の室温も測ります。
ベッドの位置
窓や外壁の近くで冷たさを強く感じないか、部屋のほかの場所と比べます。
窓まわり
冷気が気になる場合は、カーテンなど現在の窓まわりの状態を見ます。
暖房
寝具だけで我慢せず、必要に応じて室温を保つ方法も検討します。
注意点
厚生労働省の健康づくり支援情報では、WHOの推奨として冬の室温18℃以上が紹介されています。これは「快眠できる絶対温度」ではなく、健康面の室温目安として扱います。

対策3 マットレスや敷布団の使用条件を照らし合わせる

マットレスが薄い場合は、寒さとの因果を決めつけず、底付き感やベッド側が指定する寝具条件も一緒に確かめます。

まずやること
現在の寝具の商品表示と、すのこベッド側の対応寝具・最低厚み条件を照らし合わせます。
商品表示で確かめたいこと
マットレスの厚さ
現在使っている商品の表示から実際の厚さを確かめます。
ベッド側の条件
取扱説明書や商品ページに最低厚みの指定がないか探します。
敷布団対応
敷布団を直接使えるベッドかを商品説明で確かめます。
底付き感
横になったときに床板の硬さや隙間が身体へ伝わっていないかも見ます。
注意点
ニトリのSE-503は厚さ10cm以上のマットレス使用を指定し、敷布団の直敷きや10cm未満のマットレスを避けるよう案内しています。10cmは寒さ対策の一般基準ではなく、この商品の使用条件です。

対策4 床側の寒さが気になるなら用途に合う断熱用品を検討する

床付近の寒さが気になる場合は、床用やカーペット用として販売されている断熱用品も選択肢になります。

まずやること
床用として使える製品かを商品表示で確かめ、メーカーが案内する場所と方法で使用します。
断熱用品を選ぶときの確認項目
用途
床用、ラグ・カーペット下用など、想定されている使用場所を確かめます。
設置場所
マットレス下へ自己判断で入れず、商品表示で案内されている位置に使います。
使用方法
表裏や敷く向きが指定されている場合は、その案内に合わせます。
湿気
使用条件によって結露する可能性について注意書きがないかも確かめます。
注意点
ニトリのアルミシート4mm厚は、ラグやホットカーペット、こたつ敷きの下に使う商品として、床からの冷気を伝わりにくくする断熱効果を案内しています。一方で、本体の用途以外では使用しないよう注意書きがあります。

対策5 断熱用品と除湿シートは商品表示の用途で選ぶ

「断熱シート」「除湿シート」という名称だけで役割を決めつけず、それぞれの商品表示にある主な用途を見て選びます。

まずやること
寒さへの対策なのか、寝具下の湿気への対策なのか、メーカーが案内する用途を確かめます。
シート類で混同しやすいところ
断熱用品
ニトリのアルミシートのように、床やラグの下で冷気を伝わりにくくする用途の商品があります。
除湿シート
西川では、寝具の下に敷き、就寝中の汗や床からの結露を吸収する用途として案内しています。
設置場所
床用の商品を寝具の間へ入れるなど、表示にない使い方を自己判断でしません。
底面の状態
シート類を追加したあとは、朝にマットレスや敷布団を持ち上げ、湿りが残っていないか触ってみます。
注意点
製品によって機能や使用場所が異なるため、「断熱シートは必ず冷え用」「除湿シートは必ず湿気用」と名称だけで判断せず、個別の商品表示を優先します。

すのこベッドの使い方別に寒さ対策を変える

同じすのこベッドでも、マットレスを使っている場合、敷布団だけで寝ている場合、床に近い低床タイプでは見るところが変わります。自分の使い方に近いケースから確かめてください。

敷布団だけの場合と、マットレスを使っている場合では対策も違うの?
使っている寝具によって先に確かめたいところが変わるよ。ベッド側の使用条件も一緒に見てみてね。

ケース1 マットレスを使っている場合

マットレスを使っていて冬だけ寒さが気になる場合は、厚さだけを原因にせず、冬用敷きパッドや室温から試します。

ここを確認
身体側の寝具と室温を先に試し、それでも気になる場合にマットレスの使用条件へ進みます。
試す順番
敷きパッド
冬向けの商品へ替えた状態で寒さの感じ方を比べます。
室温
温度計で夜間や明け方の室温を測ります。
マットレス
商品表示で厚さを確かめ、ベッド側の最低厚み条件と照らし合わせます。
床面
床付近の寒さが気になる場合だけ、ベッド脇の床の状態も確かめます。
確認しておきたい点
マットレスが薄いから寒いと決めつけず、寝具と寝室環境を分けて試します。

ケース2 マットレスなしで敷布団だけの場合

すのこベッドへ敷布団を直接敷いている場合は、寒さ対策の前にベッド側の対応条件を確かめます。

ここを確認
敷布団を使えるベッドか、商品ページや取扱説明書で確かめます。
敷布団で使う前に確かめたいこと
敷布団対応
「敷布団使用可」などの記載があるか探します。
マットレス指定
一定以上の厚みがあるマットレスを必須としていないか確かめます。
底付き感
横になったときに床板の硬さや隙間が身体へ伝わっていないか確かめます。
現在の寝具
敷布団そのものの厚さやへたりも商品表示・状態から見ます。
確認しておきたい点
すのこベッドだから敷布団を直接使えるとは限りません。ニトリSE-503のように敷布団の直敷きを避けるよう指定する製品もあります。

ケース3 低床・床置きに近いタイプの場合

床に近いすのこベッドで寒さが気になる場合も、「低いから寒い」と原因を固定せず、周辺環境を確かめます。

ここを確認
床面と夜間の室温を比べ、必要な対策を選びます。
低床タイプで確かめたいこと
床面
ベッド脇の床に触れ、ほかの場所と比べて冷たさが強くないか見ます。
室温
温度計で夜間・明け方の室温を測ります。
設置場所
窓や外壁の近くなど、冷たさを感じやすい場所に置いていないか見ます。
高さ調節
床板高を変更できる製品なら、メーカーが案内する範囲で高さを変えられるか確かめます。
確認しておきたい点
低床であること自体を寒さの原因と断定せず、床面・室温・寝具を合わせて判断します。

冬もすのこベッドを使いやすくするために見直したいこと

寒さ対策で寝具やシート類を追加するときは、暖かさだけでなく、それぞれの製品が想定している用途や寝具の下の湿気も確かめておきたいところです。冬の間だけでなく、普段の使い方まで含めて見直してみましょう。

断熱シートを使うなら、すのことマットレスの間に敷けばいいのかな?
設置場所は商品ごとに違うよ。床用なら床側、寝具用なら案内された位置というように、用途表示を先に見てみてね。

予防1 断熱用品は表示された用途・場所で使う

寒さが気になるからといって、手元にあるシートをすのことマットレスの間へ入れるのではなく、製品ごとの使用場所を先に確かめます。

見直しポイント
床用なら床側、ラグ下用ならラグ下というように、メーカーの用途表示に合わせます。
購入・使用前に見る表示
用途
床用・ラグ下用・寝具用などの記載を確かめます。
使用場所
どの寝具や床材と組み合わせる製品なのか説明を読みます。
注意事項
用途外使用、耐熱条件、結露などの注意書きを読みます。
ベッド側の条件
ベッドフレームにも併用に関する指定がないか確認します。
覚えておきたいこと
ニトリのアルミシートでは「本体の用途以外での使用は止める」よう案内されています。床用断熱用品を寝具の間へ転用できるとは限りません。

予防2 寝具の底面に湿りが残っていないか確かめる

冬も室内外の温度差による結露などで、寝具の下に湿気が残る場合があります。シート類を追加したあとは底面の状態も見ておきます。

見直しポイント
朝にマットレスや敷布団を持ち上げ、裏面や床板へ湿りが残っていないか触って確かめます。
底面で確かめたいこと
湿り
マットレスや敷布団の裏側に湿った感触がないか触ります。
床板
すのこ表面に水分が残っていないか見ます。
結露
シートや床の周辺に水滴がないか確かめます。
変色
カビを疑うような変色がないか見ます。
除湿用品
湿気への対策が必要なら、寝具用として案内されている除湿シートなどを検討します。
覚えておきたいこと
西川の除湿シートは、就寝中の汗や床からの結露への湿気対策として案内され、冬場の結露にも言及されています。

予防3 買い替えるならベッドの高さと対応寝具も確かめる

現在のベッドで寒さ対策を試しても気になる場合は、次に選ぶベッドの使用条件も判断材料になります。

見直しポイント
高さだけでなく、使いたいマットレスや敷布団へ対応しているかを商品表示で確かめます。
購入前に見たい条件
床板高
床板の高さが商品仕様に記載されているか見ます。
高さ調節
複数の床板高を選べる製品か確かめます。
対応寝具
敷布団を使えるのか、マットレス専用なのかを確認します。
最低厚み
マットレスの最低厚さが指定されていないか確認します。
床板構造
スラットなど、床板の構造も商品説明で確かめます。
覚えておきたいこと
高さだけを基準に買い替えず、使いたい寝具とベッド側の指定が合うかまで見ます。

まとめ|すのこベッドが寒いときは身体の下から順番に対策しよう

すのこベッドが冬に寒いと感じても、すのこの通気性やベッドの低さだけを原因と決めつける必要はありません。寝具、室温、床面、製品ごとの使用条件を分けて確かめると、必要な対策を選びやすくなります。
この記事のポイント
まず冬用敷きパッドから試す
背中側の寒さが気になる場合は、冬向けとして販売されている敷きパッドなど、身体に近い寝具から試します。
夜間の室温を測る
部屋全体が寒い場合は、温度計で夜間や明け方の室温を測り、寝具だけの問題なのか切り分けます。
薄いマットレスは使用条件も見る
薄いほど寒いとは決めず、厚さとベッド側の最低厚み条件、底付き感を照らし合わせます。
敷布団だけなら対応可否を先に見る
敷布団を直接使えないすのこベッドもあるため、商品ページや説明書の指定を優先します。
断熱用品は床用など用途を確かめる
床からの寒さ対策に使える断熱用品もありますが、メーカーが案内する設置場所から外れて使わないようにします。
湿気対策は別に確かめる
冬も結露などで寝具の下に湿気が残る場合があるため、朝に底面の湿りを確かめます。
「すのこだから寒い」と一つの原因へ結びつけず、冬用の敷きパッド、室温、床面、ベッドと敷寝具の使用条件を一つずつ確かめて、自分の環境に必要な対策を選んでください。

すのこベッドそのものを替える前に、まだ試せることがありそうだね。
まずは冬用の敷きパッドや室温から試してみてね。そのあとに床面や敷寝具の条件へ進むと、必要な対策を選びやすいよ。

参考・出典

記事内で確認・参照した主な情報源です。

商品公式情報5件
公的機関・専門機関1件
  • 厚生労働省 健康日本21アクション支援システム
    確認健康面の室温目安としてWHOが冬の室温18℃以上を推奨していることを確認
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