ボックスシーツのずれ防止はどうする?クリップ・ゴム交換とサイズの見直し方

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ボックスシーツをきれいに掛けても、朝になると片側へ寄っていたり、角が外れていたりすると、毎回直すのが手間ですよね。表面にシワやたるみまで出てくると、「もっとずれない方法はないの?」と感じることもあります。

ボックスシーツのずれ防止では、クリップや固定グッズを追加する前に、シーツの幅・長さ・マチの深さと、マットレスの実寸が合っているかを比べるのが先です。サイズが合っていないと、たるみや掛けにくさにつながることがあります。

サイズに問題がなければ、掛け方を整えたり、シーツ固定用のクリップを補助的に使ったりする方法へ進みます。ゴムの張りが以前と変わっている場合は、シーツの構造によってゴム交換を検討できることもあります。

100均グッズを使いたい場合の見分け方も含め、順番に見ていきましょう。

目次

ボックスシーツがずれる原因はサイズ・マチ・ゴムをまず確認

ボックスシーツがずれるときは、幅や長さだけでなく、マットレスの厚みとマチの組み合わせ、ゴムの張りなども比べてみます。サイズ名だけでは分からない部分を実寸で見ていくと、自分のシーツでどこを見直すか判断しやすくなります。

サイズは合っているつもりなのにずれる場合は、どこを見ればいいのかな?
幅と長さだけでなく、マットレスの厚みとマチ、ゴムの張りも比べてみると分かりやすいよ。

ボックスシーツがずれるときに最初に比べたい3か所

「シングルだからシングル用」というサイズ名だけでは、マットレスの実寸や厚みまで合っているとは限りません。まず幅・長さ・厚みを測り、シーツのマチやゴムの状態と比べてみます。

01
幅・長さ
メーカーや商品によって実寸が異なる場合があります。シーツとマットレスの寸法が合っていないと、生地のたるみや掛けにくさにつながることがあるため、サイズ名ではなくセンチ表記を比べます。
02
マットレスの厚みとマチ
マチはマットレスの側面を覆い、下へ回り込む部分の深さに関係します。幅と長さが合っていても、マットレス厚と商品の対応範囲が合っているかは別に確認します。プロテクターなども一緒に包む場合は、重ねた状態で厚みを測ります。
03
ゴムの張り
以前は気にならなかった場合は、四辺を軽く引き、張り方に大きな差がないか、伸ばしたあとに以前と同じように戻るかを比べます。ここでは「劣化」と決めつけず、現在の状態を見て次の対策を判断します。

ずれ方別に最初に見る場所

今の状態から見ると、最初にどこを測ったり比べたりすればよいかを絞りやすくなります。
気になる状態最初に見るところやること
四隅の一部が外れる厚み・マチ・掛かり方外れる角と反対側を比べる
全体がたるむ・シワになる幅・長さ・マチメジャーで実寸を測る
以前は気にならなかったのに最近ずれるゴムの張り四辺を軽く引いて差を比べる
サイズ名称だけで判断せず、マットレスの幅・長さ・厚みを実際に測ってからシーツの商品表示と比べます。

ボックスシーツをずれないようにする方法と固定用品の使い方

サイズやマチに大きな問題がなければ、まず掛け方を整えます。それでも使用中に角が浮いたり生地が動いたりする場合は、シーツ固定用のクリップなどを補助的に使う方法があります。

クリップや100均グッズも気になるけど、最初は何から試せばいい?
まずは掛け直して、幅・長さ・厚みを測ってみてね。それでも気になるなら、用途が合う固定用品を検討するといいよ。

対策1 四隅を合わせて均等に掛け直す

ボックスシーツは、四隅の掛かり方が偏っていると表面にも偏りが出ます。固定用品を追加する前に、一度外して四隅を合わせ直します。

まずやること
対角の角を合わせながら掛け、最後に四辺の生地の余り方を比べます。
掛け直すときに見るところ
四隅
シーツの縫い目とマットレスの角を合わせます。
対角
一方だけを先に強く引かず、対角の角を順番に掛けます。
左右の余り
片側だけ生地が多く余っていないか比べます。
裏側
四隅の掛かり方に大きな差がないか見ます。
注意点
表面だけを強く引っ張って合わせず、四辺の生地を均等に整えます。

対策2 幅・長さだけでなくマットレスの高さまで測る

掛け直しても合いにくい場合は、シーツの商品表示とマットレスの実寸を比べます。幅と長さだけではなく、厚みまでメジャーで測ります。

まずやること
幅・長さ・厚みの3か所を測り、商品の対応サイズと比べます。
メジャーで測るところ
幅
マットレスの横幅を測ります。
長さ
マットレスの縦方向の長さを測ります。
厚み
マットレス本体の高さを測ります。
重ね使い
プロテクターなども一緒に包む場合は、重ねた状態で高さを測ります。
注意点
サイズ名称が同じでも実寸や対応する厚みは商品ごとに異なる場合があります。

対策3 シーツ固定用のクリップや専用品を補助的に使う

サイズを測り直して大きな違いがなく、掛け直しても使用中にシーツが動く場合は、ベッドシーツ固定用として案内された専用品を補助的に使う方法があります。ベッドスクランチ公式では、手持ちのシーツをマットレスへフィットさせる固定用品として案内されています。また、寝具専門店の解説でもベッドシーツクリップを使った固定方法が紹介されています。

まずやること
シーツやベッドへの使用を想定した固定用品を選び、商品説明どおりに取り付けます。
固定用品を選ぶときに読むところ
用途
「ベッドシーツ」「シーツ固定」など、寝具への使用が明記されているかを読みます。
対応サイズ
マットレスやシーツのサイズに対応するか商品情報を確認します。
取り付け方法
マットレスの下へ通すタイプなど、ベッドの構造に合うか確認します。
生地への固定
クリップを使用する場合は、生地への取り付け方法やメーカーの注意事項を読みます。
注意点
用途の異なるクリップを自己判断で代用せず、シーツ固定用として案内された商品を優先します。

対策4 ゴムを交換できる構造かを確かめる

ゴムの張りが弱くなったと感じる場合は、シーツの構造によってゴム交換ができることがあります。iFixitのボックスシーツ修理ガイドでも、ゴムが通されているタイプと縫い付けられているタイプがあり、構造に応じた作業が必要とされています。

まずやること
裾を見てゴムの取り付け方を確かめ、家庭で交換しやすい構造かを先に判断します。
ゴム交換前に見るところ
通し部分
ゴムを通す部分があり、引き出せる構造かを見ます。
縫い付け
ゴムが生地へ直接縫い付けられている場合は、縫製作業が必要になります。
古いゴム
取り外せる場合は長さの参考にはできますが、伸びた状態をそのまま新しいゴムの確定寸法にはしません。
新しいゴム
実際にシーツへ掛けたときの張りを見ながら調整します。
注意点
縫い目をほどく必要があるタイプは、無理に交換せず、裁縫作業が可能かを含めて判断してください。ゴム交換を前提としていない商品もあります。

対策5 大きめのシーツは買い替え前に掛け方と固定を試す

高さが少し余る、表面にたるみが出る程度なら、まず生地の偏りを整えます。サイズ直しや買い替えへ進む前に、今のシーツで調整できるか試します。

まずやること
四隅を掛け直し、余った生地を一か所へ集めず四辺へ分けます。
大きめのシーツで試す順番
掛け直す
四隅を合わせ直します。
余りを分ける
一か所へ生地を集めず、四辺へ均等に分けます。
裏側へ入れる
余った部分をマットレスの下へ整えます。
固定用品
それでも動く場合は、シーツ固定用の商品を検討します。
注意点
毎回大きなたるみが出る場合は、マットレスの厚みとシーツの対応範囲をもう一度比べます。

対策6 100均グッズはパッケージの用途を読む

100均には「布団用クリップ」や「滑り止めシート」などがありますが、今回確認できたCan★Doのクリップは掛け布団とカバー用、ダイソーの滑り止めシートはラグやキッチンマットなどを主な用途として案内する商品でした。ボックスシーツ固定用の商品として確認できたものではありません。

まずやること
「クリップ」「ずれ防止」という名称だけで選ばず、ボックスシーツやベッドシーツへの使用が明記されているかを読みます。
100均で見る表示
シーツ固定
「シーツ固定」「ベッドシーツ用」「ボックスシーツ対応」などの記載があるか読みます。
布団用
掛け布団とカバーを留める商品は、ボックスシーツ固定用とは分けて考えます。
滑り止め
ラグやマット用の商品は、寝具への使用が案内されているかを確かめます。
代用品
洗濯ばさみや文具用クリップなど、本来の用途が異なるものを無理に使用しません。
注意点
100均の商品は入れ替わることがあるため、購入時点の商品パッケージや公式の商品説明を基準にしてください。

状況によって変わるボックスシーツのずれ対策

同じ「ボックスシーツがずれる」という状態でも、生地が余っているのか、マットレスの下まで十分に掛からないのか、一角だけ外れるのかで見る場所は変わります。今の状態に近いケースから比べてみてください。

うちは全体じゃなくて一角だけ外れるけど、同じ対策でいいのかな?
一角だけなら、外れる角と反対側を比べてみてね。掛かり方やゴムの張り、マットレスの位置も見分けやすくなるよ。

ケース1 ボックスシーツの高さが余る・たるむ場合

マットレスの厚みに対してシーツのマチに余裕が大きいと、生地が余って見えることがあります。まずは余り方を整え、対応する厚みも比べます。

ここを確認
余った生地を四辺へ均等に分け、マットレスの下へ整えて入れます。
高さが余るときにやること
生地の余り
一か所へ寄せず四辺へ分けます。
裏側
余った部分をマットレスの下へ整えます。
マチ
商品の対応マットレス厚と現在の厚みを比べます。
固定
少し余る程度なら、シーツ固定用の専用品も選択肢になります。
確認しておきたい点
マチが深いことだけを「ずれの原因」と断定せず、実際の掛かり方と合わせて判断します。

ケース2 ボックスシーツの高さが足りず掛けにくい場合

マットレスの厚みが商品の対応範囲に収まっているかを確かめます。マチに余裕が少ない場合は、マットレスの下まで掛けにくくなることがあります。

ここを確認
商品ページの対応マットレス厚と、実際に測った厚みを比べます。
高さが足りないと感じたときの確認
対応厚
商品に記載された対応マットレス厚を読みます。
実測
現在のマットレスの厚みをメジャーで測ります。
掛かり方
シーツの裾がどの程度マットレスの下へ回っているかを比べます。
確認しておきたい点
マチが合っていないと感じる場合は、無理に強く引っ張らず、対応する厚みのシーツも比較します。

ケース3 一角だけボックスシーツが外れる場合

一角だけ繰り返し外れる場合は、その角と反対側を並べて比べると違いを見つけやすくなります。

ここを確認
掛かり方、ゴムの張り、マットレスの位置を左右・対角で比べます。
一角だけ外れるときに比べるところ
掛かり方
外れる角と反対側で、裾の入り方に差がないか比べます。
ゴム
四辺を軽く引き、張りに大きな差がないか比べます。
縫い目
シーツの縫い目とマットレスの角が合っているか見ます。
マットレス
ベッドフレームの中で片側へ寄っていないか確認します。
確認しておきたい点
一角だけ外れることをゴムの劣化だけで決めつけず、複数の場所を比べます。

ケース4 洗濯後からフィット感が変わった場合

洗濯後から状態が変わったと感じる場合は、現在の寸法やゴムの張りとあわせて、商品の洗濯表示と乾燥方法を読み直します。

ここを確認
洗濯前と違うと感じる部分を見つけ、メーカーの手入れ条件も確認します。
洗濯後に見るところ
洗濯表示
メーカーが案内する洗濯方法を読みます。
乾燥方法
タンブル乾燥の可否などを商品ごとに確認します。
生地
以前と比べてサイズ感が変わっていないか見ます。
ゴム
四辺の張り方に大きな変化がないか比べます。
確認しておきたい点
IKEAのSTRANDLOKAは収縮率5%以下・タンブル乾燥不可、DVALAは通常の温度でタンブル乾燥可能と案内されており、手入れ条件は商品によって異なります。

ケース5 マットレスの裏側へ手を入れにくい場合

脚付きマットレスなどでも、構造によっては裏側へ手を入れにくく、マットレス下へ取り付ける固定用品が扱いにくい場合があります。

ここを確認
ベッドの種類だけで決めず、実際に裏側へ固定用品を取り付けられる構造かを見ます。
固定用品を使う前に見るところ
裏側
手を入れて無理なく取り付け作業ができるか確認します。
マチ
固定用品を追加する前に、マットレス厚とシーツの対応範囲を比べます。
取り付け方法
固定用品の商品説明と現在のベッド構造が合うかを読みます。
確認しておきたい点
「脚付きマットレスなら取り付けにくい」と一括りにせず、商品ごとの構造で判断します。

ずれにくいボックスシーツを選ぶときに確認したいこと

今使っているボックスシーツで調整しても合いにくい場合は、次に選ぶときの条件も見直しておきたいところです。「ずれにくい」という表示だけで決めず、自分のマットレスの幅・長さ・厚みに合うかを先に比べます。

買い替えるなら、「ずれにくい」と書いてあるシーツを選べばいい?
表示だけで決めず、幅・長さ・厚みを合わせるのが先だよ。そのうえで全周ゴムや伸縮性を見ると選びやすいの。

予防1 幅・長さ・厚みの3つを測ってから選ぶ

買い替えるときは、シングルやダブルといった名称だけではなく、マットレスの実寸を基準にします。メーカーや商品シリーズによって寸法や対応する厚みが異なる場合があります。

見直しポイント
購入前に幅・長さ・厚みをメジャーで測り、商品ページの数値と比べます。
購入前に測るところ
幅
マットレスの横幅を測ります。
長さ
マットレスの縦方向を測ります。
厚み
マットレス本体の高さを測ります。
重ねた状態
プロテクターなども包む場合は、実際に重ねた状態でも厚みを確認します。
覚えておきたいこと
サイズ名が同じでも、実寸や対応する厚みが同じとは限りません。

予防2 全周ゴム入りか商品仕様を読む

ボックスシーツには、周囲全体へゴムが入ったタイプがあります。ニトリには、全周ゴム入りで「ずれにくい」と案内されている具体的な商品があります。

見直しポイント
マットレスとのサイズを合わせたうえで、全周ゴムなど固定部分の構造も比較します。
全周ゴムを見るときのポイント
商品仕様
全周ゴム入りと明記されているか読みます。
対応サイズ
ゴムの構造だけでなく幅・長さ・高さも比べます。
商品ごとの差
「ずれにくい」という案内は、その仕様が確認できる商品について参考にします。
覚えておきたいこと
全周ゴム入りならすべてのマットレスでずれない、と一般化しません。

予防3 伸縮性のあるボックスシーツも比較する

マットレスへ沿いやすい商品を探す場合は、伸縮性のある生地も比較条件のひとつになります。IKEAのSTRANDLOKAは綿95%・エラスタン5%で、厚さ33cmまでのマットレスに対応すると案内されています。

見直しポイント
幅・長さ・対応する厚みを合わせたうえで、伸縮性も比較します。
伸縮タイプで読むところ
対応サイズ
伸縮生地でも幅・長さを確認します。
素材
ストレッチ性に関わる素材構成を商品仕様で確認します。
対応厚
メーカーが案内するマットレス厚を読みます。
覚えておきたいこと
「伸びるからどんなサイズでも合う」という意味ではありません。

まとめ

ボックスシーツがずれるときは、固定用品を追加する前に、マットレスとシーツの寸法や掛かり方を比べるところから始めます。クリップやゴム交換は、そのあとに必要かどうかを判断します。
この記事のポイント
最初に実寸を測る
マットレスの幅・長さ・厚みを測り、ボックスシーツの商品表示やマチと比べます。
掛け方を左右・対角で比べる
四隅を掛け直し、特定の場所だけ浅くなっていないかを確認します。
固定用品はシーツ用を選ぶ
使用中に動く場合は、ベッドシーツやシーツ固定用として案内された専用品を補助的に使います。
ゴム交換は構造を見てから
ゴムを通すタイプと縫い付けられたタイプがあるため、家庭で交換できる構造かを先に確かめます。
100均は用途表示を読む
今回確認した100均公式商品には別用途のクリップや滑り止めもあるため、商品名だけで代用せず用途を確認します。
買い替えではマチと構造も比べる
サイズ名だけでなく、対応する厚み、全周ゴム、伸縮性なども比較します。
毎朝ボックスシーツを直しているなら、まずマットレスの幅・長さ・厚みをメジャーで測り、今使っているシーツの商品表示と比べてみてください。

まずはクリップを買うより、今のシーツとマットレスを測ってみたほうがよさそうだね。
幅・長さ・厚みを測って、シーツのマチやゴムの状態と比べるところから始めてみてね。

参考・出典

記事内で確認・参照した主な情報源です。

商品公式情報7件
その他参考資料3件
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