枕は高い・低いどっちがいい?理想の高さ・高め低めの選び方と調整方法

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枕を選ぶとき、「高めと低めならどっちがいい?」「自分の枕は高いのか低いのかわからない」と迷うことがあります。高さ8cm・10cmなどの商品表記を見ても、その数字だけでは自分に合っているか判断しにくいところです。

枕の理想の高さは一律ではありません。体型だけでなく、仰向け・横向きといった寝姿勢、肩幅、枕の硬さや沈み込み、使っているマットレスや敷布団によっても変わります。高さの数字だけでなく、実際に寝たときの頭と首の位置を見ることが大切です。

厚生労働省のe-ヘルスネットでも、枕は後頭部から首にかけて生じるすき間を埋める役割があり、そのすき間の深さには個人差があると説明されています。ここでは、高い枕と低い枕の違いから、理想の高さの考え方、仰向け・横向きでの確認ポイント、高さがわからないときの確かめ方、自分で調整する方法まで紹介します。

目次

枕は高い・低いどっちがいい?

枕は「高いほうがいい」「低いほうがいい」と一律には決められません。高めか低めかよりも、実際に寝たときに首から頭までを無理なく支えられているかが判断の基準になります。

高い枕と低い枕、結局どちらから試せばいいのかな?
まずは仰向けと横向き、それぞれで頭と首の位置を確かめてみると分かりやすいよ。

寝姿勢・沈み込み・敷き寝具で必要な高さが変わる

枕の高さは、商品に表示された数字だけでは決まりません。仰向けと横向きでは確認するポイントが異なり、枕の沈み込みやマットレス・敷布団との組み合わせでも実際の高さが変わります。
01
仰向けで寝るとき
後頭部から首のすき間を支えながら、頭が持ち上がりすぎていないかを確認します。
おすすめ候補仰向け時の自然な高さを確認
02
横向きで寝るとき
肩が敷き寝具に当たるため、仰向けとは別に頭と寝具のすき間を確認します。
おすすめ候補肩幅を含めて必要な高さを確認
03
肩幅
肩幅は横向きになったときの頭と寝具の距離へ影響します。肩幅だけで高め・低めを決めるのではなく、実際の姿勢を見ます。
おすすめ候補横向き時のすき間を確認
04
柔らかく沈む枕
頭を乗せると沈むため、商品に表示された高さと寝たときの位置が同じとは限りません。
おすすめ候補表示寸法より実際の高さを確認
05
マットレス・敷布団
体の沈み込みが変わると頭との位置関係も変わるため、実際に使用する寝具との組み合わせで確かめます。
おすすめ候補普段の寝具の上で確認

迷ったら4つのポイントを確認

高め・低めを決めきれないときは、商品の高さ表示より先に、普段の寝具の上で次の状態を確認します。
判断するときのポイント
01
仰向けの首の位置
頭が持ち上がりすぎたり、首の下に大きなすき間が残ったりしていないかを確認します。
02
横向きの姿勢
肩幅を含め、頭・首・背中が大きく傾いていないかを確認します。
03
枕の沈み込み
表示上の高さだけでなく、実際に頭を乗せたあとにどの位置で支えられるかを確認します。
04
敷き寝具との組み合わせ
普段使っているマットレスや敷布団の沈み込みを含めた状態で高さを確認します。
結論
高い・低いという名称だけで決めず、仰向けと横向きそれぞれで頭と首の位置を確認すると、自分に合う高さを判断しやすくなります。

高い枕と低い枕の違いを比較

「枕 高い 低い」「枕 高め 低め どっち」と迷っている場合は、単純な厚みではなく、仰向け・横向きになったときの頭と首の位置を比べるのがポイントです。

高めと低めって、寝たときにはどんな違いが出るの?
高さそのものより、仰向けと横向きで首が不自然に傾かないかを見ると違いが分かりやすいよ。

高い枕と低い枕の違いを比較

高め・低めの違いは、枕自体の厚みだけではなく、仰向けと横向きになったときに頭と首がどの位置で支えられるかを見ると分かりやすくなります。
比較項目高めの枕低めの枕
仰向け高すぎると頭が持ち上がる場合がある低すぎると首のすき間を支えきれない場合がある
横向き肩幅によるすき間を埋められるか確認高さが足りず頭が下がらないか確認
判断の基準現在の高さでは頭が低くなっていないか現在の高さでは頭が持ち上がりすぎていないか
共通の確認点実際に寝た状態で首が不自然に曲がらないか実際に寝た状態で首が不自然に曲がらないか
比較ポイント
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、頸部のすき間に合わない高すぎる・低すぎる枕では、首や肩、胸の筋肉へ負担がかかり、呼吸がしにくくなる場合があると説明されています。高め・低めという分類だけではなく、自分の体型と寝具の間にできるすき間に合っているかを確認します。

高めの枕と低めの枕はどんな場合に比較する?

高め・低めは、寝姿勢や肩幅だけで機械的に決めるものではありません。今使っている枕で頭がどちらへ傾いているかを確認し、必要に応じて高さを変えて比較します。
A高めの枕が向いている人
横向きで現在の高さが足りない
肩幅によってできるすき間を現在の枕で支えきれていない場合は、より高さのある状態と比較します。
頭を乗せると大きく沈む
見た目の厚みがあっても実際の高さが低くなる場合があるため、沈み込んだあとの位置を確認します。
B低めの枕が向いている人
仰向けで頭が持ち上がりすぎる
現在の枕で頭や首が不自然に曲がる場合は、高さを下げた状態と比較します。
高さを下げると姿勢が自然になる
少し高さを変えて確認し、頭と首の位置が自然になるかを見ます。
比較すると
横向きでは肩幅の影響を含めて必要な高さを確認し、仰向けでは頭が持ち上がりすぎていないかを確認します。「横向きなら高め」「仰向けなら低め」と一律に決めず、それぞれの姿勢で合う高さを確かめることが大切です。

枕の理想の高さは何cm?

「枕の高さは何センチが理想?」「8cmと10cmならどっちがいい?」と具体的な数字を知りたくなりますが、万人共通の適正な高さはありません。

何cmが理想か分かれば、枕を選びやすそうなんだけど……。
数字は目安になるけれど、頭を乗せたあとの高さまで一緒に見てみてね。

理想の高さは寝たときの姿勢で確認する

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、後頭部から首にかけて敷き寝具との間にできる頸部のすき間は、人によって異なるものの一般に1~6cm程度としています。

これは「枕そのものを1~6cmの厚みにすればよい」という意味ではありません。体型によって、枕で埋める必要があるすき間が違うことを示す目安です。

仰向けでは、自然に立っているときに近い頭と首の位置になっているかを見ます。頭だけが大きく持ち上がったり、反対に首の下へ大きなすき間が残ったりしていない状態が目安です。

横向きでは基準が変わります。肩が敷き寝具に当たる分だけ頭との距離が広がるため、肩幅も含めて必要な高さを確認します。西川の枕の選び方でも、仰向けでは後頭部から首の高さ、横向きでは肩幅に対応する高さが必要と案内しています。

8cm・10cmや平均値だけでは決められない

「枕 高さ 10cm」「枕 高さ 8cm」といった数字で探している場合も、商品の表示値だけで自分に合う高さを決めることはできません。

枕は素材や硬さによって頭を乗せたときの沈み込みが異なります。そのため、表示寸法だけを見ても、実際に寝たときの頭の位置までは分かりません。

また、「枕の高さの平均」「女性の理想の高さ」「男性なら何cm」といった目安も気になりますが、性別だけで適正な高さは決まりません。体型や首のカーブ、肩幅、寝姿勢、敷き寝具まで含めて判断する必要があります。

平均値は候補を絞る参考にはなっても、自分にとっての最適な高さそのものではありません。

枕の高さは硬さや沈み込みも一緒に見る

高さ選びでは、「何cmか」と「どれだけ沈むか」をセットで考えると分かりやすくなります。

頭を乗せたときに沈みやすい枕と、比較的形を保ちやすい枕では、同じような高さ表示でも実際に頭を支える位置が変わります。

枕を比較するときは、商品ページの高さだけでなく、中材・硬さ・高さ調整の有無まで見ると、自分に合う候補を絞りやすくなります。

枕の高さがわからないときの測り方

「枕の高さがわからない」「適切な高さをどう測ればいい?」という場合は、首だけを定規で測って終わりにするより、普段の寝具の上で実際の寝姿勢を確認するほうが分かりやすいです。

自宅で自分に合う高さを試す方法はある?
少しずつ高さを変えながら、普段の寝具の上で姿勢を見ると確認しやすいよ。

タオルで少しずつ高さを変えて確認する

自宅で高さの目安を確認したい場合は、タオルなどを使って少しずつ高さを変え、普段使っているマットレスや敷布団の上で姿勢を見る方法があります。

仰向けだけでなく横向きにもなり、頭や首が不自然に傾かない高さを探します。ただし、タオルと実際の枕では硬さや沈み込みが異なるため、購入する枕の高さを決めるための厳密な測定ではなく、目安を探す方法として考えてください。

敷き寝具が変わったときも高さを見直す

以前は合っていた枕が高く感じたり、反対に低く感じたりする場合は、マットレスや敷布団との組み合わせも確認してみてください。

敷き寝具への体の沈み込みが変わると、肩や背中と頭との位置関係も変わります。マットレスや敷布団を替えたときは、枕も普段の寝姿勢で改めて確認すると分かりやすくなります。

仰向けと横向きでは枕の高さが違う

枕の高さ選びでは、寝始めるときの姿勢だけでなく、寝返りしたあとの姿勢も考える必要があります。仰向けと横向きでは、高さを確認するときの基準が異なります。

仰向けではちょうどいいのに、横向きだと高さが合わないこともあるの?
横向きでは肩幅の影響を受けるから、仰向けとは別に高さを確認してみてね。

仰向けと横向きの高さを比較

仰向けでは後頭部から首のカーブを支える高さを確認します。一方、横向きでは肩が敷き寝具に当たるため、肩幅によって頭と寝具の間にできるすき間も変わります。

比較項目仰向け横向き
高さの基準後頭部から首のすき間肩幅による頭と寝具のすき間
姿勢の目安自然に立った姿勢に近い頭・首・背中が大きく傾かない
確認ポイント頭が持ち上がりすぎないか肩幅に対して高さが足りているか

西川では、横向き用の両サイドは中央の仰向け部分より通常2cm程度高くなると説明しています。これは全員が「2cm高くすれば合う」という意味ではありませんが、中央と左右で高さを変えた枕がある理由を理解する目安になります。

横向き寝が多いなら両サイドの高さも確認

横向き寝が多い人は、枕の中央だけではなく、実際に横向きになったときに頭を置く左右の部分も確認します。

頭がマットレス側へ大きく下がったり、反対側へ持ち上がったりしていないかを見ます。肩幅は横向き時に必要な高さへ影響しますが、肩幅だけを見て「高め」「低め」と決める必要はありません。

うつ伏せで使う場合も、高さを固定的に決めるのではなく、首が大きく曲がらないかを確認してください。

枕が高すぎる・低すぎるサインは?

「枕が合わない」「朝になると首が痛い」と感じても、症状だけから高い・低いを決めることはできません。まずは実際に寝た状態で頭と首がどの位置にあるかを確認します。

今の枕が高すぎるのか低すぎるのか、どう見分ければいい?
症状だけで決めず、仰向けと横向きで頭や首が不自然に傾かないかを見てみてね。

枕が高すぎるときに確認したいこと

枕全体が高すぎると、仰向けで頭が必要以上に持ち上がり、首が不自然に曲がることがあります。

高さを少し下げたときに頭と首の位置が自然になるなら、現在の枕が高すぎないか確認する材料になります。

一方、枕の形状によっては首を支える部分だけが高く、あごの角度が変わる場合もあります。単純に「あごが上がれば低い」「下がれば高い」と決めるのではなく、後頭部から首まで全体の位置を見ることが大切です。

枕が低すぎるときに確認したいこと

低すぎる枕では、首の下に必要な支えが足りず、頭が安定しにくくなる場合があります。

特に横向きでは肩幅の影響を受けるため、仰向けでは問題なくても、横向きになったときに高さが足りないことがあります。

このような場合は枕全体を高くする方法だけでなく、中央と左右で高さが異なるタイプや、場所ごとに高さを調整できる枕も候補になります。

首が痛い・肩こりが気になる場合も高さだけで決めない

枕の高さが合っていないと、首や肩へ負担がかかる場合があります。e-ヘルスネットでも、頸部のすき間に合わない高すぎる・低すぎる枕では、首や肩、胸の筋肉へ負担がかかり、呼吸がしにくくなる場合があると説明されています。

ただし、「首が痛いから高い枕が原因」「肩こりがあるから低めにすればよい」とは限りません。首や肩の痛みには寝具以外の要因もあります。

首や頸椎について医療機関で指摘を受けている場合は、枕の高さを自己判断だけで決めず、医師などから寝姿勢や寝具について指示がある場合はそちらを優先してください。強い痛みやしびれ、症状が続く場合も、枕だけで対応しようとせず医療機関へ相談することが大切です。

枕の高さはタオルや高さ調整シートで調整できる

買った枕が少し低い、あるいは少し高い程度なら、すぐに別の枕へ買い替えなくても調整できる場合があります。少しずつ高さを変えて、実際の寝姿勢を確認するのがポイントです。

少し高さが合わないだけなら、買い替えなくても調整できる?
高さ調整できる枕なら、中材やシートを少しずつ変えて確認してみてね。

枕が低いと感じるときは少しずつ高さを変える

高さ調整機能がない枕では、タオルなどを使って少し高さを変え、寝たときの姿勢を試す方法もあります。

一度に大きく高さを変えるのではなく、仰向けと横向きの両方で頭と首の位置を確認します。タオルは専用の高さ調整材とは硬さや沈み込みが異なるため、細かな高さを確定するものではなく、変化を試すための目安として使います。

高い枕は中材や調整シートを減らせるか確認

高すぎる場合は、中材や高さ調整シートを減らせる構造か確認します。

西川の快適フィット枕では、付属の高さ調整シートを抜き差しできるほか、中材を出し入れして部分ごとの高さを微調整できる仕様になっています。

仰向けでは合っていても横向きでは高さが足りないなど、寝姿勢によって必要な高さが変わる場合は、枕全体を一律に変えるだけでなく、中央と左右を部分的に調整できるタイプも比較しやすくなります。

高さがわからず枕選びで何度も迷っている人は、最初から高さ固定の商品だけでなく、購入後に高さを調整できるかも比較してみてください。

枕の高さといびきは関係する?

「枕 高さ いびき」「無呼吸症候群の枕の高さ」が気になる人もいますが、いびきは枕の高さだけで決まるものではありません。

いびきが気になるなら、枕を高くしたり低くしたりすればいいの?
高さだけで決めず、まず無理のない首の位置を基準にしてね。呼吸が止まる場合は別の確認も必要だよ。

高くする・低くするだけでいびき防止になるとは限らない

日本呼吸器学会では、いびきは狭くなったのどを空気が通過するときに、のどの組織が振動して生じると説明しています。

枕の高さが合わず、首が極端に曲がっている場合は寝姿勢を見直す意味がありますが、「いびきをかくなら低い枕」「高い枕ならいびき防止になる」といった一律の決め方はできません。

まずは高い・低いのどちらかをいびき対策として選ぶのではなく、無理のない頭と首の位置になる高さを基準にします。そのうえで、いびきが続く場合は枕以外の要因も考える必要があります。

呼吸が止まる場合は枕だけで対応しない

大きないびきに加えて、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された場合は注意が必要です。

日本呼吸器学会の睡眠時無呼吸症候群の解説では、症状としていびき、日中の眠気、起床時の頭痛などが挙げられています。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠中の呼吸状態を評価する検査が行われます。

「枕の高さを変えれば大丈夫」と考えず、呼吸停止や強い日中の眠気などがある場合は、医療機関への相談を優先してください。

枕の高い・低いに関するまとめ

枕は、高いものと低いもののどちらかが一律に優れているわけではありません。理想の高さは、仰向け・横向きといった寝姿勢だけでなく、枕の沈み込みや敷き寝具との組み合わせによって変わります。
この記事のポイント
仰向けと横向きは別に確認する
仰向けでは後頭部から首のすき間、横向きでは肩幅を含めた頭と寝具のすき間を確認します。
何cmかだけで決めない
8cmや10cmといった表示寸法だけでは、頭を乗せたあとの高さまでは分かりません。
肩幅だけで高め・低めを決めない
肩幅は横向き時の高さへ影響しますが、実際の姿勢や敷き寝具への沈み込みも一緒に確認します。
普段の寝具の上で確かめる
マットレスや敷布団への体の沈み込みが変わると、枕との位置関係も変わります。
高さは少しずつ調整する
タオルなどで高さの変化を試したり、高さ調整シートや中材を調整できる枕を利用したりすると確認しやすくなります。
いびきや首の不調を高さだけで判断しない
いびき、首や肩の痛みには枕以外の要因もあります。睡眠中の呼吸停止などがある場合は、枕だけで対応せず医療機関への相談を優先します。
まずは普段使っている寝具の上で仰向けと横向きの両方を確認し、高さを少しずつ変えながら頭と首を無理なく支えられる位置を探してみてください。

高い・低いだけじゃなくて、寝姿勢や沈み込みまで見るのが大事なんだね。
まずは普段の寝具の上で高さを確かめて、必要なら少しずつ調整してみてね。

参考・出典

記事内で確認・参照した主な情報源です。

商品公式情報1件
公式FAQ・取扱説明書・保証等1件
  • nishikawa(西川)公式サイト
    確認自然に立った姿勢を保てる高さ、仰向けと横向きの高さの違い、肩幅との関係、横向き部分が中央より通常2cm程度高くなる考え方を確認
公的機関・専門機関3件
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